多くの人が最初に試すアプリは、同じ理由でうまくいきません。続けて管理してくれる人向けに作られているからです。処方6本を管理する80代の方が、パスワードを再設定したり、14種類の錠剤リストを整えたり、消音モードに飲み込まれた通知を聞いたりすることはありません。
残るのは、操作がごく少ないアプリです。このページが扱うのは、その基準です。
アカウント不要なので、ロックアウトされる心配がない
Dozに登録、メールアドレス、パスワードは不要です。つまずくログイン画面もなく、復旧するものもなく、「入れない」から始まるサポート連絡の理由もありません。インストールして処方を追加すれば、そのまま使えます。
個人情報も集めません。名前もメールも電話番号も不要です。健康情報をアプリに入れることに慎重なご家族には、例外だらけのプライバシーポリシーより話しやすい内容です。例外はありません。プライバシーポリシーは約1分で読めます。
処方ごとに1枚のカード。錠剤の壁ではない
高齢の方にとって、いちばん効く違いがここです。6つの処方を個別の錠剤として並べると、構造のない小さな文字が14行になります。同じ6つを処方として扱うと、カードは6枚。血圧の処方、手術後の病院の処方、それぞれに薬と処方した医師と期間が入ります。
そのまとめ方は、ご本人が自分の薬を説明するときの言い方と同じなので、画面はじっくり読むものではなく一目でわかるものになります。新しい処方を追加するのも、4つのスケジュールを別々に入れるのではなく、ひとつの流れで済みます。
消音の電話でも鳴るリマインダー
消音のまま置かれた電話、または前の晩から残っている集中モードが、リマインダーが届かないいちばん多い理由です。標準のiOS通知は、どちらでも意図どおり抑えられます。
Dozは重大な通知に対応しているので、服薬リマインダーはそれでも鳴らせます。服用が記録されない場合にだけ再通知が届くので、一日中バイブが鳴り続けることもありません。自分からリストを確認しない方でもアプリが使えるのは、通知を信頼できるからです。
重大な通知には、専用のiOSの許可が必要です。代わりに設定する場合は、端末を手元に持っているうちに許可してください。場所はサポートページにあります。
ボトルが空になる前に補充を知らせる
薬が切れることも、別のかたちの飲み忘れです。多くのリマインダーアプリはそこを無視します。Dozは残量を数え、まだボトルに薬があるうちに知らせるので、日曜に切らしたと気づく前に、リフィル(処方薬の再調剤)を手配する時間があります。
実生活に沿う服用
高齢の方のルーティンは、むしろ食事にひも付いていることが多いです。朝食前、昼食と一緒に、夕食の30分後。Dozは固定の時計時刻ではなく実際の食事の時間に合わせるので、昼食が遅れてもラベルの指示が崩れるのではなく、服用がずれます。3週間服用・1週間休薬のような長い周期も、日数を数えなくても進みます。
ご本人以外が設定する方法
- ご本人のiPhoneにインストールしてください。あなたの電話ではありません。リマインダーは、持ち歩いている電話で鳴る必要があります。
- 箱や印刷物を見ながら、一緒に処方を入力します。医師が書いたとおりの指示を、そのまま入力できます。
- 電話を返す前に、通知と重大な通知を許可してください。ここでうまくいくかどうかが決まります。
- 次の服用がロック画面に出ることを確認します。多くの方は、それでアプリを開かずに済みます。
- iPadも使っていない限り、iCloud同期はオフのままにします。動く部分をひとつ減らします。
限界について正直に
Dozはご本人のiPhoneで動きます。介護者向けのダッシュボードではありません。お父様が朝8時の服用を飲み忘れても、あなたの電話には通知は届かず、遠隔監視もありません。離れた場所からの見守りが必要なら、このツールには向きません。
いまはiPhone専用で、医療上の助言でもありません。リマインダーと整理のためのもので、治療の判断は処方医にあります。利用規約にもその点が明記されています。