先に結論です。1日3錠で30日分は90錠。1日4錠で30日分は120錠です。
このあとは、ほかによくあるケースの表と、単純な答えと実数がずれる3つの要因です。半錠、パックの入り数、そして30日ではない月です。
計算式
必要な錠数 = 1回の錠数 × 1日の服用回数 × 日数。
まず1日の量を出し、日数を掛けます。1回1錠を1日3回なら1日3錠で、3 × 30 = 90。1回2錠を1日2回なら1日4錠で、4 × 30 = 120です。
暗算したくないときは、処方日数の計算ツールが任意の数とパックの入り数にも対応します。
これはよくある問いの逆です。すでにボトルがあり、どれくらいもつか知りたいなら、数量から日数への換算で、手元の薬は何日分かがその方向を扱います。
整数の錠剤:28日・30日・90日
| 1日の錠数 | 28日分 | 30日分 | 90日分 |
|---|---|---|---|
| 1 | 28 | 30 | 90 |
| 2 | 56 | 60 | 180 |
| 3 | 84 | 90 | 270 |
| 4 | 112 | 120 | 360 |
「1日の錠数」は、分け方にかかわらず1日の合計です。1回2錠を1日1回も、1回1錠を1日2回も、どちらも1日2錠なので、30日分ならどちらも60錠です。
特によく出てくるのは次のとおりです。
- 1日1回で30日分: 30.
- 1日2回で30日分: 60.
- 1日3錠で30日分: 90.
- 1日4錠で30日分: 120.
- 1日3錠で90日分: 270.
半錠
1回量が半錠なら、服用回数ではなく錠数を数えます。1日の錠数を分数で出してから掛けます。
| 服用 | 1日の錠数 | 28日分 | 30日分 | 90日分 |
|---|---|---|---|---|
| 半錠を1日1回 | ½ | 14 | 15 | 45 |
| 半錠を1日2回 | 1 | 28 | 30 | 90 |
| 1.5錠を1日1回 | 1½ | 42 | 45 | 135 |
| 1.5錠を1日2回 | 3 | 84 | 90 | 270 |
半錠を1日2回は、30日で服用60回分でも錠剤は30錠だけです。ここで人数を倍にしてしまい、必要な倍を頼む人がよくいます。
半錠を1日1回で7日間なら3½錠。半錠単位では調剤できないので、答えは4で、半錠余ります。必ず整数の錠剤に切り上げてください。切り下げると最終日に1回分足りなくなります。
その錠剤を割ってよいかどうかは、薬剤師かラベルへの確認です。割線がある錠剤もあります。徐放性やコーティングのある錠剤など、切ってはいけないものもあります。
表より多くもらえる理由
多くの薬は決まった入り数のパックで、薬局はだいたいパック単位で調剤します。そのため、必要な数と手元に渡る数がずれることがよくあります。
1日3錠で30日分は90錠ですが、28錠入りなら3パックで84錠、6錠足りません。そこで4パック、112錠になり、22錠余ります。
| 必要な数 | パックの入り数 | パック数 | 受け取る数 | 余り |
|---|---|---|---|---|
| 30(1日1錠、30日) | 28 | 2 | 56 | 26 |
| 60(1日2錠、30日) | 28 | 3 | 84 | 24 |
| 90(1日3錠、30日) | 28 | 4 | 112 | 22 |
| 120(1日4錠、30日) | 28 | 5 | 140 | 20 |
各行は、必要な錠数を28で割り、整数のパックに切り上げたものです。30 ÷ 28は1を少し超えるので2パック。60 ÷ 28は2を少し超えるので3。90 ÷ 28は3を少し超えるので4。120 ÷ 28は4を少し超えるので5です。
「月ごと」の処方が30日ではなく28日で書かれることが多いのも、このためです。1日1錠なら28がちょうど1パック。1日3錠なら84がちょうど3パックです。処方日数の計算ツールは任意のパック入り数を入れられ、パック数と余りを示します。余りは、次に薬が切れる日を静かにずらすので、把握しておく価値があります。その影響の続きは28日分と30日分の処方にあります。
パックを分割するかどうかは、国や薬によって薬局の運用が違います。割るところも割らないところもあるので、数が気になるなら聞いてください。
1か月は必ずしも30日ではない
「30日分の処方」は、暦の1か月ではなく30日間です。差は小さくても積み上がります。
- 1日3錠で31日の月:93錠であり、90錠ではありません。
- 1日3錠で2月(28日): 84.
- 30日分を12回:360日で、1年より5日短い。
- 4週間:28日であり、30日ではありません。
旅行や次の診察までの期間など、特定の区間をカバーするなら、30と決めつけず実際の日数を数えてください。初日と最終日の両方を含めます。3月1日から3月31日は31日であり、30日ではありません。
日によって量が違う場合
毎日同じではないスケジュールもあります。ある日は2錠、ほかの日は1錠、といった場合です。まず1週間分を足し、それから伸ばします。
月・水・金に2錠、ほかの4日に1錠なら、3 × 2 + 4 × 1 = 週10錠。4週間(28日)なら40錠です。
30日分では、どの曜日から始めるかで変わります。4週間を超える2日が「多い日+少ない日」(3錠)か「少ない日が2日」(2錠)かで、43錠か42錠になります。カレンダーで確かめるか、多いほうを取ってください。服薬カレンダーなら、こうしたスケジュールを日ごとに確認しやすいです。
21日服用・7日休薬のような休薬のある周期も同じです。期間の日数ではなく、実際に飲む日だけを数えます。
この表が教えてくれないこと
これは数え方であって、処方ではありません。1日何錠・何日間飲むかは、処方医とラベルが決めます。ここにある数と調剤された数が合わないなら、表ではなく薬局に聞いてください。パックの入り数や、用量が範囲で書かれているなど、理由があるかもしれません。
要点まとめ
1回の錠数 × 1日の服用回数 × 日数。1日3錠で30日分は90、1日4錠なら120、1日3錠で90日分は270。半錠を1日2回は1日1錠で、半錠の端数は切り上げ。パックの入り数のため、必要より多く渡されることが多く、余りも控えておきましょう。
処方日数の計算ツールはパック込みでこれを計算します。手元に届いたあとは、Dozが服用のたびに残量を数え、残りわずかになる前に残量アラートを送ります。