6時間ごとは1日4回、8時間ごとは1日3回です。6も8も24をちょうど割り切るため、答えがきれいに出て、毎日同じ時刻が巡ってきます。
5時間ごとは平均すると1日4.8回ですが、これは誰にも飲めない回数です。実際に起こることはもっと興味深く、知っておくと役に立ちます。1日に5回入る日と4回の日があり、どの服用も前日の同じ服用より1時間遅れます。同じことは、量の違いこそあれ、7、9、10、14、16、18時間ごとにも当てはまります。
この記事では、間隔が24で割り切れないときに「1日何回」が何を意味するのか、服用が時計のうえでいつになるのか、パターンがいつ元に戻るのかを順に見ていきます。
5時間ごとは1日何回?
答えは正直に言って2通りあります。
平均では4.8回。24を5で割ると4.8で、1週間は168時間なので168 ÷ 5 = 33.6回分の時間にあたります。長期的な割合は1日4.8回です。
最初の24時間では5回。0時間目に1回目を飲むと、次は5、10、15、20時間目です。6回目は25時間目で、24時間を過ぎています。つまり、服用から始まる24時間には5回入ります。
どちらも同時に正しいのは、6回目が翌日の同じ時刻の1時間後に来るからです。この1時間のはみ出しがずれで、日ごとに積み重なります。
服用が入る時刻:朝8時から5時間ごと
08:00から5時間ごとに服用する場合を、日付ごとに並べると次のとおりです。
| 日 | その日の服用時刻 | 回数 |
|---|---|---|
| 1日目 | 08:00, 13:00, 18:00, 23:00 | 4 |
| 2日目 | 04:00, 09:00, 14:00, 19:00 | 4 |
| 3日目 | 00:00, 05:00, 10:00, 15:00, 20:00 | 5 |
| 4日目 | 01:00, 06:00, 11:00, 16:00, 21:00 | 5 |
| 5日目 | 02:00, 07:00, 12:00, 17:00, 22:00 | 5 |
| 6日目 | 03:00, 08:00, … |
目を引くのは次の3点です。
- 暦の日ごとの回数は4回と5回の間で揺れます。1日目が4回しかないのは、午前0時ではなく08:00から始まるためです。
- パターンは毎日1時間ずつ遅れていきます。朝の服用は08:00、09:00、10:00、11:00、12:00と進みます。
- 6日目に08:00に戻ります。始めてから5日後です。これは120時間で、5時間の間隔の整数倍がちょうど日数の整数倍と等しくなる最初の時点です。
そして2日目以降は、毎日少なくとも1回、午前0時から午前6時の間に服用が入ります。
どんな間隔にも当てはまる一般則
間隔がN時間の場合:
- 1日の平均服用回数 = 24 ÷ N.
- 最初の24時間の服用回数 = 24 ÷ Nを切り上げた整数。(0、N、2N…時間目のうち、24時間目より前に入るもの。)
- 1日あたりのずれ = (最初の24時間の服用回数 × N)− 24時間。翌日の対応する服用が、これだけ遅れて入ります。
- パターンが繰り返されるのは、Nと24時間の最小公倍数の時間が経ったあとです。
実際によく調べられる間隔について計算すると、次のようになります。
| 間隔 | 1日の平均回数 | 最初の24時間の回数 | 翌日の開始 | 同じ時刻に戻るまで |
|---|---|---|---|---|
| 5時間 | 4.8 | 5 | 1時間遅れ | 5日後 |
| 7時間 | 3.43 | 4 | 4時間遅れ | 7日間 |
| 9時間 | 2.67 | 3 | 3時間遅れ | 3日後 |
| 10時間 | 2.4 | 3 | 6時間遅れ | 5日後 |
| 14時間 | 1.71 | 2 | 4時間遅れ | 7日間 |
| 16時間 | 1.5 | 2 | 8時間遅れ | 2日後 |
| 18時間 | 1.33 | 2 | 12時間遅れ | 3日後 |
1つ確かめてみましょう。9時間ごとの服用は0、9、18時間目で、次は27時間目、つまり24時間を3時間過ぎたところです。9と24が最初にそろうのは72時間目なので、同じ時刻は3日後に戻ってきます。
時間と1日の回数の換算ツールは、2.5時間ごとのような半端な間隔を含め、どんな間隔でもこの計算ができます。服用間隔計算ツールは、実際の時刻を一覧にします。
24で割り切れる間隔
比較のために挙げると、毎日同じ時刻に繰り返すのは、1、2、3、4、6、8、12、24時間ごとです。したがって3時間ごとは1日8回、2時間ごとは1日12回で、ずれはまったくありません。
7時間ごとが最も続けにくい理由
08:00から7時間ごとに服用する場合を、日付ごとに並べると次のとおりです。
| 日 | その日の服用時刻 | 回数 |
|---|---|---|
| 1日目 | 08:00, 15:00, 22:00 | 3 |
| 2日目 | 05:00, 12:00, 19:00 | 3 |
| 3日目 | 02:00, 09:00, 16:00, 23:00 | 4 |
| 4日目 | 06:00, 13:00, 20:00 | 3 |
| 5日目 | 03:00, 10:00, 17:00 | 3 |
| 6日目 | 00:00, 07:00, 14:00, 21:00 | 4 |
| 7日目 | 04:00, 11:00, 18:00 | 3 |
| 8日目 | 01:00、その後ふたたび08:00 |
最初の服用から8日目の01:00までが161時間で24回。その次、開始から168時間後はふたたび08:00で、ちょうど1週間後です。その1週間で、服用は時計のすべての時刻を一度ずつ通ります。守れる決まった時間帯はなく、服用を結びつける固定のルーチンもありません。月曜日の15時の服用は、火曜日は19時、水曜日は23時になり、その次は木曜日の明け方3時になります。
これが、割り切れない間隔の本当の負担です。計算が難しいのではありません。服用を朝食や就寝に結びつけるという、よく言われる方法が使えないことです。服用が朝食や就寝の近くにとどまらないからです。
5時間ごとや7時間ごとと指示されることがある理由
4、6、8、12時間ごとほど多くはありませんが、ラベルに出てくることはあります。処方した医師の具体的な指示の場合もありますが、多くは範囲から来ています。「4〜6時間ごと」と書かれたラベルは、4時間以上であればどんな間隔も認めていて、5時間に落ち着いた人は、まさにこのスケジュールになります。
範囲で指示されているなら、ずれは避けることができます。ラベルに4〜6時間ごとに必要なときに服用とあれば、5時間の固定間隔を求める記述はありません。最短の間隔と1日の最大回数の関係は、4時間ごとの頓服の記事で解説しています。ラベルに正確な間隔が1つだけ書かれているなら、それに従い、都合のよい数字に丸める前に薬剤師に尋ねてください。7時間ごとを8時間ごとに変えると、およそ2日に1回、服用が減ります。それが問題になるかどうかは薬によります。
「1日5回」は別の指示です
逆の疑問として「1日5回なら何時間おきか」にも、厳密な答えと現実的な答えがあります。
厳密に昼夜通して考えると、24 ÷ 5 = 4.8時間で、4時間48分です。しかし「何時間ごと」ではなく「1日5回」と書かれたラベルは、通常、起きている間に5回という意味です。7:00から23:00までの16時間を起きている日なら、等間隔に5回を振り分けると区切りは4つで、1つの間隔は16 ÷ 4 = 4時間です。つまり7:00、11:00、15:00、19:00、23:00で、夜間は8時間あきます。
1日4回も同じです。厳密には6時間ごとですが、実際には起床から就寝までの間に4回を意味するのがふつうです。1日の回数別スケジュールでは、あなた自身の起きている時間に、何回分でも振り分けられます。
ずれていくスケジュールを守り続けるには
毎日動くスケジュールは習慣として身につかないため、ほかの手段で支える必要があります。
- 服用期間全体の時刻を書き出しましょう。始める前に、上の5時間ごとの表のように、日付ごとに書きます。午前3時には、頭の中の計算より、印刷してチェックしていく一覧のほうが頼りになります。
- 毎日繰り返すアラームではなく、実際の時刻でリマインダーを設定しましょう。毎日13:00のアラームは1日目には合っていても、2日目からは合いません。
- 遅れたときは、実際に飲んだ時刻から数え直しましょう。遅れた服用が残りのスケジュールを動かすかどうかは、薬によって異なります。添付文書に書かれていることが多く、書かれていなければ薬剤師が教えてくれます。
- 夜間を計画しましょう。5時間ごとや7時間ごとを1週間続けると、午前0時から午前6時の間に入る服用が何回かあります。続けられそうにない場合は、3日目の夜ではなく、最初の段階で処方した医師に相談してください。
Dozは、服用を時間間隔で順にずらしていく方式ではなく、毎日決まった時刻にスケジュールします。そのため、ずれていく5時間ごとや7時間ごとよりも、24で割り切れる間隔、つまり6、8、12時間ごとを時刻として入力する使い方に向いています。Doz Proでは、重大な通知により消音モードを越えてリマインダーが鳴るので、午前2時の服用がiPhoneの着信/消音スイッチに左右されることはありません。
よくある質問
5時間ごとは1日何回?
平均すると1日4.8回です。24を5で割ると4.8になるためです。服用から始めると、最初の24時間には、0、5、10、15、20時間目の5回が入ります。6回目は1回目の25時間後なので、毎日の服用は前日より1時間遅れ、同じ時刻は5日後に戻ってきます。
7時間ごとは1日何回?
平均すると1日約3.43回、1週間で24回です。最初の24時間には0、7、14、21時間目の4回が入り、翌日は4時間遅れで始まります。パターンはちょうど1週間後に繰り返し、その1週間で服用は時計の全時間帯を通ります。
3時間ごとは1日何回?
1日8回です。3は24をちょうど割り切るのでずれはなく、08:00に始めると、毎日08:00、11:00、14:00、17:00、20:00、23:00、02:00、05:00に服用します。
10時間ごとは1日何回?
平均すると1日2.4回です。最初の24時間には0、10、20時間目の3回が入り、4回目は30時間目、つまり翌日の同じ時刻の6時間後です。パターンは5日後に繰り返し、その間に12回服用します。
7時間ごとを8時間ごとに丸めてもよいですか?
尋ねずに変えてはいけません。8時間ごとは1日3回、7時間ごとは約3.43回なので、丸めるとおよそ2日に1回、服用が減ります。それが問題になるかどうかは薬によります。ラベルに正確な間隔が書かれている場合はそれに従い、変更する前に薬剤師に確認してください。
まとめ
間隔が24で割り切れるなら、「1日何回」の答えは1つです。割り切れなければ、平均と、ある24時間の回数という2つの答えがあり、パターンが元に戻るまでの2日から1週間ほどの間、服用は毎日遅れていきます。これを前もって知っておけば、分かりにくかったスケジュールを書き出し、夜間に備え、守り続けることができます。